発達障害の概念はおいといて、アセンダントから息子の個性を考える②
前回の記事で、西洋占星術における「アセンダント」という、「生まれ持っての性格」「一生不変の個性」を表す感受点を用いた視点から、息子の個性を考えてみました。
今回の記事では、もっと深堀りして考えてみます!
息子のアセンダントは天秤座11度。
サビアンシンボルは「眼鏡越しに覗きこんでいる教授」
サビアンシンボルで有名なすたくろさんから以下引用させていただきます。
Code no.191 天秤座11度 眼鏡ごしに覗き込んでいる教授 | すたくろ 〜star-clock-work 〜 (sutakuro.com)
◎シンボル名 眼鏡越しに覗き込んでいる教授
(自分のフィルターを外し相手目線で聞く伝える・コミュニケーションの達人)
◎この度数の人の特徴
・知性的で尊敬される人柄。知識人。
・指導者や先生などに適性がある。
・居心地のいい人。楽しいコミュニケーションが出来る。
・聞き上手の話し上手。理解力にあふれている。
・公平で平等精神にあふれた人。
◎目指す方向性
・相手目線で物事を察し考えること。
・相手目線に立って話を聞くこと。聞き上手を目指すこと。
・「伝わらなければ意味がない」という心がけで相手に判りやすく伝えること。
・難しい事柄を誰が聞いても理解できるような判りやすい説明を目指す。
(池上彰氏のような。。)
・専門的な技能や資格や勉強。
◎この度数のエネルギーを使用している時
・池上彰氏の番組を見て、「彼の説明はさすが判りやすい。お見事だね」
なんて思っているとき。
・相手目線になって一生懸命話に耳を傾けている時。
・お客様の立場に合わせて、真剣に適切なアドバイスしている時。
以上、引用でした。
実際の息子のコミュニケーションの様子としては・・・
大人とは比較的言葉をつかってぼちぼち受け答えできているけど、時々敬語になったり、イントネーションや表現に硬さを感じることがあります。
でもこの辺りは身体アプローチをやってだいぶ良くなってきてます。
表現に色がついてきた感じ。
言葉の内容としても目に見える事実や物事についてが多く、気持ちや感情といったところの表現はあまりないですね。。。
子ども同士のやり取りは言葉ではほとんどなさそうです。
でも、今年長の息子ですが、年少時代はお友達への興味少な目だったのが、年中~年長にかけて興味は強くなってきています!!
また、元々設定遊びは好きみたいで、体操系の遊びでお友達と関わったりは比較的問題なくできていましたが、設定遊び以外の自由な場面でも徐々に言葉以外のお友達とのやりとりは増えてきています。
発達の視点から簡単にまとめるとこんな感じですかね。
ただ、伝えるのが難しいんですけど、親として感じていることは色々ありまして。
息子は「よく相手を見る子」だなと。
コミュニケーション力が高いと言えない割に、自分のコミュニケーションが取れそうな相手はよく見極めて選んでいるなと感じます。
まあこれは発達障害あるあるだと思いますが。
同年齢のお友達とのやり取りがスムーズにできるかどうかという点は発達障害のチェックリスト的なところにありますしね。
でも、なんか、私と旦那への対応を微妙に使い分けていたりとか、相手が言わんとすることを察する力があると感じることが少なくなかったりとか。
すたくろさんのサビアンシンボルの解説の中で目指す方向性のところに「相手目線で物事を察し考えること」とありますが、息子は成長していく中で、十分目指していけるのではないかと、私は感じています。
発達障害の特徴として、「人の気持ちがわからない」なんて表現がよくありますが、「人の気持ちがわかる」の意味として、2パターンあるのではないかと私は思っています。
1つめは「人の気持ちを感じる」ということ。
これは相手の気持ちを自分のことのように肌で感じるとか、胸に響くとか、共感するとか、言葉がなくとも伝わってくるとか、そういうイメージ。
使うのは心。
2つめは「人の気持ちを察する」こと。
こっちは状況とか言動・表情から相手の感情を頭を使って考えるとか、推察するとか、考慮する・配慮するとか、そういうイメージ。
使うのは頭。
天秤座11度でいう「コミュニケーション」って、「人の気持ちを察する」という意味合いがかなり強いと思います。
すたくろさんのサイトのシンボル考察から一部抜粋。
まずは自分目線(色眼鏡)を外して、
相手と同じ目線になることで状況を公平にし、
相手が何を言いたいのかを、よーく聞き取り
聞き取った内容から外れたことを言わないようにと考えながら
的確な意見やコメントを
相手のレベルに合わせた判りやすい言葉で伝えるんです。
使っているのは頭ですよね。
そう考えると、発達障害が疑われている今の状態の息子においても、天秤座11度の資質を発揮できているところがあるのではないかなと思えてきます。
「発達障害だから」と決めつけずに、「息子は頭を使って人の気持ちを察することができる資質を持っている」と知ることができると、親としては気負うものが少し減りますね。
そして、その資質を育てていってあげたいと。
でも、西洋占星術的に、アセンダント以外の部分を見ていくと、息子は、心を使って感じとるということもできる資質がありそうなんですよね~
また考察して記事にしたいと思います!
ちなみに私は西洋占星術を知るまでは「人の気持ちがわかる」=「人の気持ちを感じている」と思っていて、自分はそれができていると思っていました。
対人関係がめちゃくちゃ上手なわけではないですが、さほど苦労もしていないので。
でも私は占星術的に見ると、人の気持ちを心を使って感じられるタイプではありません。笑
それを知った時、すごく腑に落ちました。
私は頭を使って人の気持ちを察してきたんだと。
すごくしっくりきました。
発達障害の概念以外から考えると、色んな気づきがあって、世界が広がります。